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故有事
"パラワンセンザンコウの頭骨 The Skull of Philipine Pangolin"
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17日に横浜開港会館でプレゼントされた剥製のパラワンセンザンコウとその頭骨があった。頭骨基底長は94ミリで下顎骨の長さは65ミリである(図1)。後頭骨・頭頂骨・前頭骨・上顎骨・前顎骨・鼻骨の縫合線が良く判る。キツネ・タヌキの頭骨で縫合線が明確なのはまだ若い個体である。骨は薄く華奢である。しかし、このセンザンコウは縫合線が明確なのにも関わらず骨はガッチリしている。上下の歯は全て無い(欠落した訳ではない)。歯式は0・0・0・0/0・0・0・0である。そのため、年齢推定は難しい。[Image]図1. パラワンセンザンコウ
Manis culionensis
の頭骨上面から後眼窩突起は全くなく、側頭骨頬骨突起と頬骨側頭突起は3,4ミリ伸びているが合着して頬骨弓を形成してはいない(図2、2'&3)。[Image]図2. 底面からこんな細い下顎骨にもオトガイ孔がある。オトガイ孔の前に横に張りでた左右の骨がある(図2の赤い矢印)。下顎骨にこのような突起が張り出ている頭骨は他に持っていない。この骨がどんな機能をもつのか?どなたか御存知の方がいれば教えてもらいたい。[Image]図2'. 下顎骨を載せて底面から右側面に頬骨弓があるように見える。これは乾いた靭帯である。口蓋骨は細く長い。右聴胞が欠落している。下顎骨の関節突起と筋突起は不明で、上顎の関節窩はウサギや齧歯目のように後方に下顎骨を遮る骨がなく聴胞でぶつかる。つまり、下顎は前後の可動範囲は広いと云える。[Image]図3.左側面から前額骨の先が少し下方に曲がっている。歯の無い下顎骨の上面は前顎骨や上顎骨底面にぴったり接する。
WiekipediaやAnimalDiversityWebによると、センザンコウはアリやシロアリが食物で、カギ爪のような大きな爪でアリ塚を崩して長い舌を出してアリやシロアリを舐め採るようだ。台湾でもアフリカにもセンザンコウはいて、タンザニアのマハレ国立公園でアリの頭や脚からなる糞塊や歩く姿を見たことがある。尚、センザンコウとよく似た中南米にいるアルマジロ(被甲目)には上下の歯がしっかりある(ADW)。食べ物が違うんだ!アルマジロは爬虫類などの動物も食べる(ADW)。
明日は、今年の野生専攻2年生の初めての丹沢実習だ!
投稿者: fukuda, fumio、時刻:
20:06
、日付: 2020/10/20
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