tag:blogger.com,1999:blog-69676402253300651162008-06-12T23:32:45.024+09:00鉄子の冒険的ゲルマン紀(奇)行なんのとりえもない42歳の主婦がはじめてのヨーロッパ旅行ではじめての鉄道一人旅を経験し、旅先で遭遇した苦難をご紹介します。オバサンパワーがもたらした冒険はどのような旅になるでしょうか?Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comBlogger66125tag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-74622132205205275662008-06-10T17:35:00.002+09:002008-06-12T23:32:45.058+09:00第63話「ウィーン3日目~ふたたびシュテファン寺院へ」<p>とりあえずリンクを走るトラムで、 <br />1周周ってみようと乗り込みました。 <br />でも何を思ったのか半周したところで降りてしまいました。 <br />そして向かった先はシュテファン寺院です。 </p> <p>寺院の中に入って特に何をするわけでもありませんが、 <br />とにかくその場にただいたかっただけでした。 </p> <p>私にとってウィーンとザルツブルクは聖地みたいなものです。 <br />ザンクト・マルクス墓地の次に、 <br />ここが来たかったところでもあり、 <br />二百数十年の時を経て、 <br />今私はモーツァルトもここにこうしていたであろうということを <br />五感以外の感覚で感じていたかったのかもしれません。 <br />前日ゆっくりと見られなかった絵画や、彫刻、 <br />そして祈りのためのろうそくの炎をしずかに見つめていました。 </p> <p>外に出ようとドアを開けたとき、一人の老人の男性が <br />手のひらを上に向けてふるえながらブツブツなにか呟いています。 <br />私は一瞬でその人が「物乞い」であることを悟りました。 <br />その時だけなんとなく <br />二百数十年前のモーツァルトが生きていた時代に戻ったような <br />不思議な感じがしました。 </p> <p>帰りは何度も何度もシュテファン寺院を振り向きながら <br />『絶対にまたここに来るからね。何度でも来るから・・・』 <br />と心の中でつぶやき、ホーホブルク王宮を通って <br />地下鉄Karlsplatz駅に向かいました。 </p> <p>地下鉄の車内ではトルコ人っぽい少年たちが、 <br />携帯電話の着メロで民族音楽を大音量で鳴らしていたので、 <br />地元の中年男性に注意されていました。 <br />こういうところが摩擦を生む原因のひとつかもしれませんね。</p>Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-12290276850652791472008-06-10T17:33:00.001+09:002008-06-10T17:33:42.488+09:00第62話「ウィーン3日目~王宮庭園」<p>「待って!待ってよ!」 <br />私は早歩きで立ち去るRを追いかけましたが、 <br />彼はものすごいスピードで歩き、 <br />先ほど出てきた地下鉄の入口へと消えていきました。 </p> <p>あるきながらどうしようかと考えていましたが、 <br />ここから一人でウィーンの街を歩くのも悪くないと <br />考えた私は、とりあえずRを追いかけ、 <br />2日ガイドしてくれたことに対して礼を言うと、 <br />別れの挨拶をして、地下鉄の駅を後にしました。 </p> <p>Rに振り回されるような観光に <br />私もほとほと疲れていて、 <br />一人になれてホッとしたという気持ちも <br />正直ありました。 <br />でも、彼がいなければザンクト・マルクス墓地には行けなかったでしょう。 <br />それを考えると、私は彼に感謝しなければなりません。 </p> <p>私は再び地下鉄のホームから地上へ上がり、 <br />地図を見ながら王宮庭園へと歩いていきました。 <br />ここにはあの有名なモーツァルト像があります。 <br />そうそうよくレコードやCDのジャケットにもなっていて <br />像の前にト音記号の花壇があるあの像です。 </p> <p>もはや一人なので、時間を気にする必要もありません。 <br />ゆっくりと自分の気がすむまでここにいることができます。 </p> <p>いつのまにかここには私一人だけという状態になっていましたが、 <br />しばらくして日本人団体ツアー客が <br />ガヤガヤと入ってきたので、 <br />私はトラムの停留場に向かいました。</p> <p> </p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SE48UxqqO-I/AAAAAAAAAQ4/Kqvz8yFi5Ok/s1600-h/SANY0121%5B3%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0121" src="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SE48VRP4YXI/AAAAAAAAAQ8/Ll82xI-uYw8/SANY0121_thumb%5B1%5D.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <a href="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SE48VxRF7KI/AAAAAAAAARA/k1s3x2PwZQY/s1600-h/SANY0124%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0124" src="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SE48WKiZIwI/AAAAAAAAARI/jmG2umuGmDI/SANY0124_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <br /><a href="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SE48WnMc0qI/AAAAAAAAARM/k7CuBNAWtaI/s1600-h/SANY0126%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0126" src="http://lh6.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SE48XE2Lr0I/AAAAAAAAARQ/oGy554F5Luo/SANY0126_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <a href="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SE48Y-HTf0I/AAAAAAAAARU/nFeqFmyfJO8/s1600-h/SANY0128%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0128" src="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SE48ZWPgCbI/AAAAAAAAARY/6HJm1z5Xjow/SANY0128_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a></p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-48666104775577887092008-06-04T01:14:00.002+09:002008-06-10T17:08:40.933+09:00第61話「ウィーン3日目~市立公園での出来事」<p>お腹も満たされたところで、 <br />次はヨハン・シュトラウスⅡ世像がある市立公園です。 <br />地下鉄から降りて公園に入ると、 <br />そこには中国人ツアーの団体が <br />ワイワイ騒ぎながら像と写真撮影しています。 </p> <p>その騒ぎぶりには私は苦笑するだけで、 <br />Rは不愉快に思ったのかなにやらブツブツ言っています。 <br />そのうち <br />「早く立ち去るように言ってくる」 <br />と言って中国人の集団のほうに向かって歩こうとしています。 <br />「やめなよ~」 <br />同じ東アジアとはいえ、やっぱり中国人って未知の人種と思っている私。 <br />「どうしてなんだ?」 <br />と不愉快な気分を通り越してもはや怒り寸前のRは <br />かなり苛立っているようでした。 <br />「またくればいいし・・・」 <br />そういったのがRのカンに障ったのか、 <br />とうとう怒りだしてしまったのです。 </p> <p>怒ると途端に早口でまくしててしまい、 <br />もはや私も理解不能な状態です。 <br />私に対して怒鳴るように何かを言ったかと思うと、 <br />私を置き去りにして、公園から出て行ってしまいました。</p> <p> </p> <p><a href="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SEVtxnRnv8I/AAAAAAAAAQw/X7X2IWhjhtY/s1600-h/SANY0120%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0120" src="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SEVtz3Rnv9I/AAAAAAAAAQ0/cpqD1DsJLyU/SANY0120_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a></p>Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-27697510159810371712008-06-04T01:13:00.002+09:002008-06-05T11:46:33.369+09:00第60話「ウィーン3日目~遅い昼食」<p>シェーンブルン宮殿を出た頃は <br />もうお昼を過ぎていて <br />朝食を食べてない私はさすがに空腹が苦痛になってきました。 <br />Rに朝食を食べてないからお腹が空いたというと、 <br />彼は <br />「じゃあおいしいものを食べに行こう」 <br />と言って連れて行ってくれたのが、 <br />トラムの停留場にあるスタンドです。 </p> <p>ヴルストと呼ばれるウィンナーをパンにはさんで食べるのですが、 <br />彼はボイルしたウィンナーを <br />私は焼いたウィンナーを注文すると、 <br />「茹でて食べるのがウィーン流、テツコのはドイツ流だ」 <br />「・・・」 </p> <p>それはそれでいいのですが、 <br />私は本当はその店のとなりにあった <br />ケバブのお店でケバブを食べたかったのですが、 <br />「あんなの、オイシクナ~イ」 <br />と言われ、 <br />食べることは出来ませんでした。 </p> <p>何があったのかは知りませんが、 <br />Rのトルコ嫌いは相当なもので、 <br />「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」 <br />とは彼のことを言うみたいです。</p>Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-25301176412499259042008-06-04T01:11:00.001+09:002008-06-04T01:11:46.425+09:00第59話「ウィーン3日目~シェーンブルン宮殿」<p>地下鉄やら、トラムやら、バスやら <br />Rに振り回されるように <br />いろんな乗り物を乗り継いで <br />どこをどうきたのかさっぱりわからないまま <br />到着したのがシェーンブルン宮殿です。 </p> <p>Rが外で待っているというので <br />私一人で見学することになりました。 </p> <p>入場券売り場に、チケットを買い求める大勢の人がいる中 <br />カードで買える自販機でチケットを購入しようと思いましたが、 <br />数日前にフランクフルトで、 <br />こっちの自販機に対して不信感を植えつけられている私です。 <br />並んで待って買おうかと思いましたが、 <br />かなり時間がかかりそうだったので、 <br />恐る恐る試してみました。 <br />でもやっぱり失敗して、 <br />3度目でやっと買うことが出来ました。 </p> <p>パンフレットを受け取る時に <br />「日本語のものはありますか?」 <br />と聞いたら奥のほうから持ってきてくれました。 </p> <p>『やっぱり日本語のがあるじゃ~ん』 </p> <p>しばらく歩いて進んでいくと、 <br />今度は音声ガイドが借りられる窓口があり <br />「英語と日本語とどちらにしますか?」 <br />と英語で聞かれ <br />『ここでは日本人認定してくれたよ~』 <br />と感激するあまり <br />「Japanese bitte!」 <br />と英語とドイツ語のちゃんぽんな返答になってしまいました。 </p> <p>一度は見ておきたいと思っていた程度で、 <br />実はあまりシェーンブルン宮殿には興味がなかったのですが、 <br />少年モーツァルトがマリー・アントワネットにプロポーズした <br />という部屋だけは見たかったので、見てきました。 </p> <p>どちらかというとここではマリア・テレジア、マリー・アントワネットよりも <br />シシィの愛称で有名な皇后エリーザベト関連のもののほうが <br />多く展示してあったと感じました。 </p> <p>ここで使われていたモニターはパナソニック製でした。 <br />思わず日本製のものを見て感動してしまった私はいったい・・・ </p> <p>見学が終わった後、 <br />雨の中Rと共に庭園を歩き、 <br />次の目的地へと向かいました。</p> <p> </p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SEVtJ3Rnv0I/AAAAAAAAAQQ/plMTFo3wX8M/s1600-h/SANY0108%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0108" src="http://lh6.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SEVtLXRnv1I/AAAAAAAAAQU/YI9JnqisTL4/SANY0108_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <a href="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SEVtMHRnv2I/AAAAAAAAAQY/tIhFLL6APSI/s1600-h/SANY0110%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0110" src="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SEVtMnRnv3I/AAAAAAAAAQc/npIbke47l4A/SANY0110_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <br /><a href="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SEVtNHRnv4I/AAAAAAAAAQg/ugC8o2DjPe4/s1600-h/SANY0115%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0115" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SEVtOHRnv5I/AAAAAAAAAQk/3uEjiCnV8sE/SANY0115_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <a href="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SEVtPHRnv6I/AAAAAAAAAQo/hYvsvA_KBLk/s1600-h/SANY0116%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0116" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SEVtQHRnv7I/AAAAAAAAAQs/tcKrdudegcI/SANY0116_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a></p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-70089990636592516212008-05-26T15:35:00.002+09:002008-06-01T01:58:30.335+09:00第58話「ウィーン3日目~ザンクト・マルクス墓地」<p></p> <p>このザンクト・マルクス墓地こそが <br />ウィーンで一番行きたかったところです。 <br />ここにはモーツァルトが眠っています。 <br />中央墓地と比べてひっそりとさみしい感じがしますが、 <br />落ち着いた雰囲気があります。 </p> <p>少し歩いたところにありました。 <br />モーツァルトの墓標が。 </p> <p>ここにはモーツァルトの遺骨はありません。 <br />実はモーツァルトはどこに埋葬されたのか <br />未だに不明なのです。 <br />適当な場所に適当に作ったものが <br />あの墓標なのです。 <br />(なんたる扱い!!!) </p> <p>ここにはイギリスから来たという、 <br />音楽教師の老夫婦がいました。 <br />私が写真を撮ろうとすると、 <br />さっと端によけてくれたところが <br />さすが!!!イギリス紳士ですよね。 </p> <p>写真を撮っている私にRは <br />「こんなところ、モーツァルトヲタクしか来な~い」 <br />とまたくだらない覚えたての日本語で言います。 </p> <p>私のあいまいな記憶の中での話ですが、 <br />ここでちょこっとモーツァルトのことを。 </p> <p>なぜモーツァルトの埋葬場所が未だに不明なのかというと、 <br />モーツァルトの葬式は葬式の中でも <br />下級階層の人と同じくらいの <br />貧相なものだったらしく、 <br />葬式の当日も、この日と同じように雨が降っていて、 <br />(天気は霧がかかっていたものの悪天候ではなかったという説もある) <br />参列者は誰一人と埋葬場所にはいかなかったそうです。 <br />埋葬も共同埋葬といって <br />大きな穴を掘ってそこに <br />その日に葬式が行われた数人の遺体と一緒に <br />埋められてしまったということです。 <br />映画アマデウスでもこのシーンはありますね。 </p> <p>では当時のモーツァルトはそんなに貧乏だったのかというと <br />けっしてそうではなかったという説もあります。 <br />結婚後のモーツァルトの収入は <br />平均して年収1000万円(日本円に換算して)は <br />あったという話をなんかの本で読みました。 <br />モーツァルトは作曲で大きな収入があると、 <br />住居もいいところへ引越し、 <br />パーティや遊戯・賭博などにふけったりして <br />つまり金遣いが荒かったということですね。 </p> <p>そしてお金がなくなると、 <br />安い住居に引越しして、借金を重ねる。 </p> <p>妻コンスタンツェのバーデンでの <br />温泉治療費もかさんできたので、 <br />晩年はかなりお金には困っていたのは確かです。 <br />死の年モーツァルトは <br />ピアノ協奏曲 <br />オペラ2曲 <br />そして未完のレクイエムと <br />かなり精力的に作曲をこなしてましたから。 </p> <p>ここまで書いていて、 <br />お金があるとつかっちゃって、 <br />なくなるとケチケチ生活をする・・・ <br />なんか自分にも当てはまるところがあったりして <br />私も天才か? <br />なんて思うほうがアホですよね。 </p> <p>さてモーツァルトに関しては <br />死因も埋葬場所も不明という <br />あまりにもミステリアスなところが多いですし <br />私にモーツァルトのことを語らせたら <br />きりがないので、次の目的地へ。</p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpaLnRnvuI/AAAAAAAAAPg/rlni0QjfwHk/s1600-h/SANY0094%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0094" src="http://lh6.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpaMHRnvvI/AAAAAAAAAPo/viK6y7c_yTk/SANY0094_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <a href="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpaM3RnvwI/AAAAAAAAAPw/rWaQ3DUR5zc/s1600-h/SANY0096%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0096" src="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpaNXRnvxI/AAAAAAAAAP4/AvpIA33FX84/SANY0096_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <br /><a href="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpaN3RnvyI/AAAAAAAAAQA/hL8B4ZBvMUc/s1600-h/SANY0097%5B5%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="379" alt="SANY0097" src="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpaOnRnvzI/AAAAAAAAAQI/M1_BaUWN1l0/SANY0097_thumb%5B3%5D.jpg?imgmax=800" width="504" border="0" /></a></p>Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-59387069045729643712008-05-26T15:25:00.002+09:002008-05-30T12:25:34.880+09:00第57話「ウィーン3日目~中央墓地」<p> 最初に向かったのは中央墓地です。 <br />入り口の前では墓に供えるお花を売っている売店が <br />たくさん出ていました。 </p> <p>この墓地はまるで公園のようで、 <br />管理事務所らしき建物も <br />まるで王宮のようなものでした。 </p> <p>ここには著名人がたくさん眠っています。 <br />名前を挙げてみると <br />ベートーベン <br />シューベルト <br />ブラームス <br />ヨハン・シュトラウス父子 <br />他にもたくさんいるらしいのですが、 <br />作曲家しか興味がありませんので、 <br />この人たちのお墓だけ見て次の目的地に向かいました。</p> <p> </p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpXtnRnvWI/AAAAAAAAAMg/cKL4EBGNhB0/s1600-h/SANY0079%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="SANY0079" src="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpXunRnvXI/AAAAAAAAAMo/xsQ3OdSlpHY/SANY0079_thumb.jpg?imgmax=800" width="184" border="0" /></a> <a href="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpXv3RnvYI/AAAAAAAAAMw/iHlUi9XNjro/s1600-h/SANY0080%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="SANY0080" src="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpXwnRnvZI/AAAAAAAAAM4/fkcY7isKFlA/SANY0080_thumb.jpg?imgmax=800" width="184" border="0" /></a> <br /><a href="http://lh6.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpXxHRnvaI/AAAAAAAAANA/S4glugYEy3M/s1600-h/SANY0081%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="SANY0081" src="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpXxnRnvbI/AAAAAAAAANI/DNJVIbz70bc/SANY0081_thumb.jpg?imgmax=800" width="184" border="0" /></a> <a href="http://lh6.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpXyHRnvcI/AAAAAAAAANQ/f4z0EpENAtY/s1600-h/SANY0083%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="SANY0083" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpXy3RnvdI/AAAAAAAAANY/aQrpV4aSKyU/SANY0083_thumb.jpg?imgmax=800" width="184" border="0" /></a> <br /><a href="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpXzXRnveI/AAAAAAAAANg/Ue7I4mXqTTI/s1600-h/SANY0084%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="SANY0084" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpXz3RnvfI/AAAAAAAAANo/df7TgrmuHTQ/SANY0084_thumb.jpg?imgmax=800" width="184" border="0" /></a> <a href="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX0XRnvgI/AAAAAAAAANw/dQRLLUXxaMc/s1600-h/SANY0085%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="SANY0085" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX03RnvhI/AAAAAAAAAN4/7VxDKeA9bCA/SANY0085_thumb.jpg?imgmax=800" width="184" border="0" /></a>  <br /> <a href="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX1XRnviI/AAAAAAAAAOA/JoM_9gag3RA/s1600-h/SANY0086%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="SANY0086" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX13RnvjI/AAAAAAAAAOI/0icw8B-76rM/SANY0086_thumb.jpg?imgmax=800" width="184" border="0" /></a> <a href="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX2XRnvkI/AAAAAAAAAOQ/v7DbNJWmOqg/s1600-h/SANY0087%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="SANY0087" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX23RnvlI/AAAAAAAAAOY/9lf89SB5miQ/SANY0087_thumb.jpg?imgmax=800" width="184" border="0" /></a> <br /><a href="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX3nRnvmI/AAAAAAAAAOg/gdhCp1IXOAY/s1600-h/SANY0088%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="SANY0088" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX33RnvnI/AAAAAAAAAOo/AN96VGTWLu4/SANY0088_thumb.jpg?imgmax=800" width="184" border="0" /></a> <a href="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX4XRnvoI/AAAAAAAAAOw/rIwfIvEhqoA/s1600-h/SANY0089%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="SANY0089" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX43RnvpI/AAAAAAAAAO4/06U0rus1bPQ/SANY0089_thumb.jpg?imgmax=800" width="184" border="0" /></a> <br /><a href="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX53RnvqI/AAAAAAAAAPA/gXSUnsckCmU/s1600-h/SANY0091%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0091" src="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX6XRnvrI/AAAAAAAAAPI/Uo0JUKJu7F8/SANY0091_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <br /><a href="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX7XRnvsI/AAAAAAAAAPQ/CjFIOtTULd0/s1600-h/SANY0090%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="184" alt="SANY0090" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDpX73RnvtI/AAAAAAAAAPY/24Qnl1jBGUI/SANY0090_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a></p>Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-42396768494215631462008-05-26T15:17:00.002+09:002008-05-30T12:25:06.407+09:00第56話「ウィーン3日目~雨」<p>この日は朝から雨が降っていました。 <br />せっかくの観光も台無しになってしまいそうです。 <br />私がウィーンで一番行きたかったところも <br />なんとなく行く気が失せていきそうな感じもしましたが、 <br />ここまで来て行かないわけにはいきません。 </p> <p>私はトラムに乗って、まず西駅にある郵便局に向かい、 <br />郵便局から旅行バッグを船便で自宅へ送りました。 <br />送料日本円にて約4000円。 <br />あ~また無駄なお金を使ってしまった~ </p> <p>まだ時間に余裕があった私は <br />西駅の椅子に座って駅の様子を見ていました。 <br />すると、隣に座っていた地元の女の子が私に話しかけてきます。 <br />「お金、お金」 <br />一瞬ギョッとした私。 <br />私はトボけて、 <br />「I can not speak german」 <br />と首を横に振りました。 <br />すると、彼女今度は英語で <br />「Money、Money」 <br />と言ってくるじゃありませんか? <br />思わず私は <br />「Ich habe kein Geld!!!(お金持ってませんよ)」 <br />とドイツ語で言ってしまいました。 <br />その時 <br />『やばっ、さっきドイツ語話せないって言ったばかりじゃ~~~ん』 <br />きまずい空気がさーーーーっと流れ、 <br />私はさっさと地下鉄乗り場のほうに歩いてしまいました。 </p> <p>待ち合わせ場所のEnkplatz駅に着いたのはまだ9:35。 <br />さすがにRは来ていないだろうと思っていましたら、 <br />「テツコ、オハヨ~」 <br />という声。 <br />そして昨日と同じ <br />いつ雪山へ行ってもOKな服装です。 </p> <p>時間をキッチリ守る日本人の私でさえ、 <br />早すぎたと思っていたのに、 <br />それよりも前からいるなんて、 <br />おそるべし!!!オーストリア人。 </p> <p>私は予め用意しておいたメモをRに渡して <br />「今日はここへ行きたい」 <br />と伝えました。 <br />「ワガママなツーリスト」 <br />「・・・」</p>Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-55314219356343534832008-05-26T15:15:00.000+09:002008-05-26T15:16:13.996+09:00第55話「ウィーン3日目~朝」<p>朝8時ごろ、朝食をとるために食堂へ下りていくと、 <br />まだ食堂は開いていませんでした。 <br />仕方がないので30分ほどしてから <br />また食堂に来ましたが、 <br />朝食の時間は8時からとなっているはずなのに、 <br />食堂が開く様子もなければ、 <br />中で準備をしているといった様子もありませんでした。 </p> <p>食堂の前に立っている宿泊客に <br />「おはようございます、開いてないんですか?」 <br />と聞くと <br />「おはよう、あのオヤジ、まだ起きてこないみたいだ。 <br />今日は日曜日だからまだ寝てるんじゃねえか?」 <br />といいながら、ベルを鳴らしていました。 <br />他の宿泊客もブツブツ文句を言っています。 </p> <p>『まさか私が昨日90セントしかチップを置かなかったからストか?』 </p> <p>私は10時に待ち合わせている上、 <br />その前に郵便局に行かなければなりません。 <br />これ以上待ってはいられないので、 <br />朝食はあきらめて、外へ出ました。 <br />この日はとりあえず、2日分として <br />2ユーロをベッドサイドに置いておきました。</p>Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-64543798609862241172008-05-26T15:13:00.003+09:002008-05-26T15:13:44.495+09:00第54話「ウィーン2日目~Hotel Rustlerでの夜」<p>ホテルに戻ると、相変わらず鼻につくのが <br />あの古い美術館のようなにおいです。 </p> <p>『あ~あと2日この臭いを我慢しなくちゃならないんだ』 </p> <p>そう思うと気分が落ち込んできます。 </p> <p>ベッドサイトを見てみると、 <br />置いておいたチップがそのままになっています。 </p> <p>『こんなはした金じゃ受け取れないってか?上等じゃ~ん!!!』 </p> <p>他の部屋の人たちが帰ってくる前に <br />急いでシャワーを浴びました。 <br />ビニール袋にパスポートやカード、現金などを入れて <br />シャワールームまで持ち込み、 <br />その中での久々のシャワーです。 </p> <p>そして部屋に戻って、 <br />新しく買った旅行バッグに荷物を入れ替え、 <br />日本から持ってきた旅行カバンをどうしようか考えました。 </p> <p>古いけど、当時約4万も出して買ったものです。 <br />考えた結果、小さくたたんで、郵便局から船便で <br />日本へ送ることに決めました。 </p> <p>この日はRに振り回されるような観光をしたので、 <br />ホテルの近くのスーパーで買った <br />サンドイッチとサラダを食べると、 <br />そのまま寝てしまいました。</p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-85319643531050389242008-05-22T10:33:00.001+09:002008-05-22T10:33:16.216+09:00第53話「ウィーン2日目~Shoping」<p>私がRに <br />「旅行かばんを買いたいんだけど・・・」 <br />と言うと <br />「テツコ、ここはウィーンだよ。東京とは違うんだよ。土日はお店やってないよ」 </p> <p>『金曜日は建国記念日で休みで、 <br />今度は土日で休みで、 <br />私はいったいいつ買い物が出来るんだよ~』 </p> <p>と言いたいところでしたけど、 <br />「しかたないね。ザルツブルクで買うよ・・・」 <br />と言ったところ、 <br />Rは再び地下鉄に乗り <br />Enkplatz駅から降りたところのすぐ近くにある <br />日本で言うモール街に連れて行ってくれました。 </p> <p>そこで最初に入ったかばん店は <br />値段が高いブランド物ばかりで、 <br />とても手が出せませんでした。 </p> <p>次に入ったお店でようやく手ごろな値段の <br />旅行かばんをみつけ、 <br />43ユーロで購入しました。 <br />スーツケースとは違い、 <br />頑丈な布製で出来ているもので、 <br />取っ手と車がついています。 <br />これにした理由は <br />前日ウィーン西駅で今回私が選んだタイプのかばんを持っている人を多く見かけ、 <br />日本でもあまり見たことがないタイプだったので決めました。 </p> <p>この頃、時間は夕方の4時ごろでした。 <br />Rは <br />「明日10:00にこの駅で待ってる」 <br />と私に言いました。 <br />『えっ?まだ案内する気でいるの?』 <br />一瞬そう思いましたが、 <br />私はウィーンで一番行きたかったところに <br />彼が案内してくれるということで、 <br />明日の待ち合わせを承諾しました。</p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-58257304833383242502008-05-18T15:28:00.001+09:002008-05-22T10:13:37.091+09:00第52話「ウィーン2日目~テロ???」<p>マリア・テレジア広場に向かっている途中で <br />私達が歩いている道路の反対側に <br />黒いヘリコプターがありました。 </p> <p>『???なんでこんなところにヘリが???』 </p> <p>そうかと思うとすぐ左手には機関銃を持った兵士が立っています。 </p> <p>『???一体何事???』 </p> <p>そして向こうには何十台ものパトカーが並んでいる。 <br />私がキョロキョロしていると、 <br />人の集団がシュプレヒコールをしながら歩いていました。 <br />手に持っているのはトルコの国旗。 </p> <p>私が不安そうな表情をしていると <br />「トルコ人は威張る~、怠ける~、嫌いだね」 <br />とRが日本語で言いました。 </p> <p>そして彼らはマリア・テレジア広場に集まると <br />一層声を高らかに叫び声を上げています。 <br />彼らが何を言っているのか私にはわかりませんでしたが、 <br />彼らと軍隊・警察とはにらみ合いの中である <br />ということは理解できました。 </p> <p>しばらくしてトルコの要人が乗っていると思われる車の後を、 <br />トルコの国旗を掲げた車数十台が <br />クラクションを鳴らしながら追いかけている様子を見て、 <br />日本にはない問題がここにはあると感じました。</p> <p><a href="http://lh6.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDTIvjpLBrI/AAAAAAAAALw/gij---VTUj4/s1600-h/DSC_0225%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="165" alt="DSC_0225" src="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SDTIwDpLBsI/AAAAAAAAAL4/e64GPzV-aWk/DSC_0225_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a></p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-9378933603097181092008-05-18T15:27:00.001+09:002008-05-18T15:27:56.034+09:00第51話「ウィーン2日目~ベートーベンハウス」<p>怒涛の観光の中、 <br />Rは早足で人気のない方向へ歩いていきました。 </p> <p>『なんなんだ?まさか変な気を起こしたんじゃないだろうね???』 <br />と不安になった私。 </p> <p>恐怖感を覚えながらもついていくと、 <br />彼が指をさした方向は <br />ベートーベンハウスでした。 </p> <p>『妙な心配をした私が馬鹿だった・・・』 <br />安心したのと同時にちょっと自分が恥ずかしくなりました・・・ </p> <p>写真を数枚撮ると <br />「じゃあ行きましょうか?」 <br />とRに言うと、 <br />「中に入らなくていいのか?」 <br />「うん、そこまでベートーベンは好きじゃないから」 <br />「そう・・・」 </p> <p>ベートーベンハウスは規模も小さいためか、 <br />モーツァルトハウスのように <br />人がたくさん来ている様子はありませんでした。 <br />・・・というより誰も来ていませんでした。 <br />人気の差というよりも <br />あまり知られていないのかもしれませんね。 <br />私もRが教えてくれなかったら <br />知らないままでしたから</p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-52503475883317221212008-05-18T15:25:00.001+09:002008-05-18T15:25:53.832+09:00第50話「ウィーン2日目~怒涛の市内観光」<p>お土産を買って、モーツァルトハウスから出てきた私に <br />「お土産は全部でいくらだった?」 <br />とRが聞いてきたので、 <br />「30.30ユーロ使ったよ」 <br />と答えたら、日本語で <br />「カワイソウナ、ツーリスト」 <br />と言われてしまいました。 </p> <p>『はいはい、そんなことは言われなくてもわかってますよ~ <br />他で買えばもっと安く買えるんでしょ~?』 </p> <p>『「モーツァルトハウス」で買ったもの!!! <br />だから価値があるんじゃないの~』 </p> <p>と言っても価値観の違う彼には <br />きっと理解は出来ないでしょうね。 </p> <p>さあ、ここからが大変でした。 <br />トラムを乗り継いで次から次へと足早に私を案内するR。 <br />私は写真を撮って彼についていくのが精一杯で、 <br />それが何の建物なのか知らないものは <br />帰国後調べることにしなければなりませんでした。 </p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_LxTpLBTI/AAAAAAAAAIY/bF-UfJncWHU/s1600-h/DSC_0199%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="165" alt="DSC_0199" src="http://lh6.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_LxzpLBUI/AAAAAAAAAIg/RTqM7fyW0Ls/DSC_0199_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <br />オペラ座 <br /> <br /><a href="http://lh6.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L0zpLBVI/AAAAAAAAAIo/YUaIqUfTi00/s1600-h/DSC_0196%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="165" alt="DSC_0196" src="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L1DpLBWI/AAAAAAAAAIw/OY2TVTTs27w/DSC_0196_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <br />楽友協会 <br /> <br /><a href="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L1jpLBXI/AAAAAAAAAI4/1MtufYOvgVI/s1600-h/DSC_0238%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="165" alt="DSC_0238" src="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L2DpLBYI/AAAAAAAAAJA/tnXerfvKvpo/DSC_0238_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <br />ウィーン市庁舎</p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L2TpLBZI/AAAAAAAAAJI/TJAO6RFrlMU/s1600-h/DSC_0240%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="165" alt="DSC_0240" src="http://lh6.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L2zpLBaI/AAAAAAAAAJQ/p3CYOJNeQBg/DSC_0240_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <br />ウィーン大学</p> <p><a href="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L3TpLBbI/AAAAAAAAAJY/xJBXUwdI4_0/s1600-h/DSC_0216%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="165" alt="DSC_0216" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L3jpLBcI/AAAAAAAAAJg/VGrBcjSsVok/DSC_0216_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <br />ホーフブルク王宮</p> <p><a href="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L4DpLBdI/AAAAAAAAAJo/Hb5Ia2Me7UE/s1600-h/DSC_0257%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="165" alt="DSC_0257" src="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L4TpLBeI/AAAAAAAAAJw/4UCWKsz_TRE/DSC_0257_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <br />ベルヴェデーレ宮殿</p> <p><a href="http://lh6.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L4zpLBfI/AAAAAAAAAJ4/nbZqt8onR0c/s1600-h/DSC_0201%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="165" alt="DSC_0201" src="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L5DpLBgI/AAAAAAAAAKA/sWIr7asFung/DSC_0201_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <br />ホテル・ザッハー</p> <p><a href="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L5jpLBhI/AAAAAAAAAKI/OqZfROJLTBE/s1600-h/DSC_0227%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="165" alt="DSC_0227" src="http://lh6.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L5zpLBiI/AAAAAAAAAKQ/gMyeb4hxwz8/DSC_0227_thumb.jpg?imgmax=800" width="244" border="0" /></a> <br />自然史博物館</p> <p><a href="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L6DpLBjI/AAAAAAAAAKY/rdol0NSh_us/s1600-h/DSC_0228%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="DSC_0228" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L6jpLBkI/AAAAAAAAAKg/W-HxP3-baG4/DSC_0228_thumb.jpg?imgmax=800" width="165" border="0" /></a> <br />美術史博物館</p> <p><a href="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L7DpLBlI/AAAAAAAAAKo/IHBH8zyOlGQ/s1600-h/DSC_0229%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="DSC_0229" src="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L7TpLBmI/AAAAAAAAAKw/KzeA4jTJLaE/DSC_0229_thumb.jpg?imgmax=800" width="165" border="0" /></a> <br />マリア・テレジア広場</p> <p><a href="http://lh6.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L7zpLBnI/AAAAAAAAAK4/J8TsM-0gCnE/s1600-h/DSC_0222%5B2%5D.jpg"><img style="border-right: 0px; border-top: 0px; border-left: 0px; border-bottom: 0px" height="244" alt="DSC_0222" src="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_L8DpLBoI/AAAAAAAAALA/o4AUgDj4UyI/DSC_0222_thumb.jpg?imgmax=800" width="165" border="0" /></a> <br />ペーター教会 <br /> <br />カールス教会・広場 </p> <p>とても1日では周りきれないこれだけのものを <br />1日で周ってきました。 </p> <p>観光とは言えない観光をしてる中、 <br />トラムの中で、 <br />「オットー・ワーグナーを知っているか?」 <br />と聞かれたので <br />「知らないよ。誰?」 <br />と聞いたら <br />「シンジラレナ~イ」 <br />と日本語で答えるR。 <br />『つまらん日本語ばかり覚えて・・・』 <br />と心の中でつぶやきながら <br />「リヒャルト・ワーグナーなら知ってるよ」 <br />と答えました。 <br />「それは作曲家だろ?オットー・ワーグナーを知らないなんて駄目だね」 <br />『だからなんだって言うんだよっ』 </p> <p>後から調べたましたが、 <br />オットー・ワーグナーというのは <br />アール・ヌーヴォーの影響を受けた <br />ウィーンを代表する建築家だそうです。 </p> <p>『じゃあ日本を代表する?建築家の黒川紀章を知らないだろう?』 <br />と彼に言っても無駄な話になるだけでしょう。</p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-56991243449602790192008-05-18T15:21:00.001+09:002008-05-18T15:21:13.707+09:00第49話「ウィーン2日目~モーツァルトハウスⅡ」<p>しばらく見て周っていると、 <br />今度はかっこいい白人の男性スタッフがいたので、 <br />思わず <br />「Gruess Gott(こんにちは)」 <br />と挨拶すると彼はうれしそうに <br />「Hallo」と応えてくれました。 </p> <p>それから数分後 <br />彼が私に <br />「何か質問はありますか?」 <br />と英語で聞いてきたので <br />「ありがとう、ないです」 <br />とドイツ語で答えました。 </p> <p>この「ない」というのには2つ意味があって、 <br />質問するだけの語学力が「ない」のと、 <br />モーツァルトのことなら殆どのことは知っているから <br />質問する必要が「ない」のと <br />2つ意味がありました。 <br />どちらの比重が大きかったかというと、 <br />もちろん語学力が「ない」に決まってます。 <br />質問と言ったら <br />「トイレはどこですか?」 <br />と聞きたかったけのですが、 <br />いくらオバハンの私でも <br />イケメン相手にそんなことは聞けません。 <br />「ノォ~~ッ」 <br />と叫んだ女性スタッフに聞きました。 </p> <p>彼とのやり取りのように <br />相手が英語 <br />私がドイツ語 <br />といったようなことがこの後も <br />何度か経験することになります。 <br /></p> <div class="wlWriterSmartContent" id="scid:887EC618-8FBE-DEAD-BEEF-2339AF2EC721:7ac3d33d-6585-4c4b-85ed-bb1e19ea00f6" style="padding-right: 0px; display: inline; padding-left: 0px; float: none; padding-bottom: 0px; margin: 0px; padding-top: 0px"><a href="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_KyjpLBRI/AAAAAAAAAII/aeqHo6JfHfU/DSC_0215-8x6.jpg?imgmax=800" title="Mozarthaus in Vienna" rel="thumbnail"><img border="0" src="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_KzDpLBSI/AAAAAAAAAIQ/xMN6CnU5Cs4/DSC_0215%5B6%5D.jpg?imgmax=800" /></a></div> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-63054360033174312112008-05-18T15:18:00.001+09:002008-05-18T15:18:08.903+09:00第48話「ウィーン2日目~モーツァルトハウス」<p>次に向かったのはシュテファン寺院からすぐ近くにある、 <br />モーツァルトハウス。 <br />ここはモーツァルトが <br />オペラ「フィガロの結婚」を作曲した <br />という建物で、 <br />今は記念館になっています。 <br />Rに見てきていいか聞いてみると <br />「ここで待っている」 <br />と言ってくれたので、 <br />人を待たせるのはあまり好きじゃないけど、 <br />Rと違ってそうそう来れるところじゃないので <br />悪いけどゆっくりとみさせてもらうことに決めました。 </p> <p>ウィーンカードの割引が利かないので <br />しっかりと入場料9ユーロを取られました。 <br />音声ガイドはドイツ語と英語どちらがいいかと <br />聞かれたので、 <br />モーツァルトフリークの私には必要なかったけど、 <br />とりあえず英語の音声ガイドを借りると <br />それを耳に当てながら部屋を回りました。 </p> <p>するとアジア人風の若い女性も後から来て、 <br />彼女の音声ガイドから聞こえるのはなんと日本語!!! <br />『なんで私には日本語の音声ガイドを勧めてくれなかったんだよ~』 <br />と後から嘆いても時既に遅し。 <br />たぶん私が最初からドイツ語で話しかけたので <br />いつもの <br />日系米国人か? <br />中華系ドイツ人か? <br />はたまた韓国系ロシア人か? <br />と思われたのかもしれません。 <br />いやいや私が最初から <br />『日本語のはありますか?』 <br />と聞けばよかったんです。 <br />もう途中から音声ガイドは使うのをやめました。 </p> <p>途中白人の青年が携帯電話のカメラで撮影しているのを見て、 <br />『あれ?ここ撮影OKだったかな~?』 <br />と思いながらも写真を撮ったら <br />「No,No,No~~~」 <br />とスタッフの女性から言われ <br />「ここって撮影禁止なんですか?」 <br />と聞いてみたところ <br />「そうです」 <br />「それは大変失礼しました」 <br />と謝り、以後撮影はやめました。 <br />その時に撮ったのは <br />あの宮廷作曲家のアントニオ・サリエリ <br />(映画「アマデウス」の主人公) <br />の肖像画。 <br />シャッターを押す瞬間に <br />「ノォ~~~」 <br />と言われたのでブレていました。</p> <br /> <div class="wlWriterSmartContent" id="scid:887EC618-8FBE-DEAD-BEEF-2339AF2EC721:913cecad-1496-4175-9ab3-83e007143b50" style="padding-right: 0px; display: inline; padding-left: 0px; float: none; padding-bottom: 0px; margin: 0px; padding-top: 0px"><a href="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_KHTpLBPI/AAAAAAAAAH4/A1ps1wtlrlM/SANY0078-8x6.jpg?imgmax=800" title="Antonio Salieri" rel="thumbnail"><img border="0" src="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_KIDpLBQI/AAAAAAAAAIA/NfovFlWiUXE/SANY0078%5B1%5D.jpg?imgmax=800" /></a></div> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-16644209416671751482008-05-18T15:14:00.003+09:002008-05-18T15:15:59.477+09:00第47話「ウィーン2日目~~シュテファン寺院」<p>とにかくRはあの体格でも歩くのが早い!!! <br />どこをどういったのか全く分からない中 <br />着いたのはシュテファン寺院です。 </p> <p>『ここがモーツァルトの結婚式、 <br />そして葬式もあげた教会・・・』 </p> <p>このシュテファン寺院は <br />ゴシック様式の教会としては <br />ケルン大聖堂についで <br />ヨーロッパで2番目の大きさです。 </p> <p>しばらく教会を眺めているとRが <br />「シャシン、シャシン」 <br />と言ってきたので、 <br />急いで写真を撮り、中に入りました。 </p> <p>私はこのシュテファン寺院の中で、 <br />かつてここにモーツァルトがいたという思いを馳せながら <br />しばらく次元を超えた空間を感じていたい気持ちにありましたが、 <br />「次・・・次・・・」 <br />とRにせかされて、教会の外へ出ました。 <br />寺院の外ではコンサートのチケットを売っている <br />18世紀ごろの服をきた男の人が <br />観光客に声をかけています。 <br />「ムシ、ムシ」 <br />Rは私にそういうと、足早に歩き始めました。 <br /></p> <div class="wlWriterSmartContent" id="scid:887EC618-8FBE-DEAD-BEEF-2339AF2EC721:48c8c795-75e5-4991-beb4-93348c1f6d2b" style="padding-right: 0px; display: inline; padding-left: 0px; float: none; padding-bottom: 0px; margin: 0px; padding-top: 0px"><a href="http://lh3.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_JnDpLBNI/AAAAAAAAAHo/mUzPVnH9QeI/DSC_0208-8x6.jpg?imgmax=800" title="Stephans Dom" rel="thumbnail"><img border="0" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_JnjpLBOI/AAAAAAAAAHw/Ij8P5C1_B_s/DSC_0208%5B14%5D.jpg?imgmax=800" /></a></div> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-21717461820772619762008-05-18T15:14:00.001+09:002008-05-18T15:14:05.365+09:00第46話「ウィーン2日目~蚤の市」<p>Rのほうが私を見つけ出し、 <br />「ここは7番線じゃないよ」 <br />と言われ、つい私も <br />「外は寒くて、待っていられなかったよ」 <br />と反論してしまいました。 </p> <p>始めて会ったメル友Rは私よりは一回りくらい年上の男性で、 <br />今にも雪山へ行こうっていうような格好で現れました。 <br />確かにここウィーンは寒いのですが、 <br />『そこまで着込むか?』 <br />みたいに思えました。 </p> <p>「どこ行きたい?」 <br />と彼得意の日本語で聞かれ <br />「まずはナッシュマルクト!!!近くで蚤の市やってるでしょ?」 <br />と日本語で言っても彼に通じず、 <br />ドイツ語で再び言ってみると、 <br />「あんなところへ行ってどうする?」 <br />と、もうここからは日本語は無理なのか <br />ドイツ語に変わっていました。 <br />「行ってみたい」 </p> <p>Rは仕方がないなといった表情で <br />西駅の地下鉄のホームに向かっていきました。 <br />地下鉄の中で体格のいいお父さんとその子供を見て、 <br />「オトウサン、デブ~」 <br />と日本語で言ってました。 <br />(言われた相手は日本語がわからないからいいけど) <br />『おいおい!!!自分はどうなんだよ!自分は!』 <br />日本人から見たらRだって立派なデブ。 <br />でも彼の体格はウィーンではデブでないようです。 </p> <p>ナッシュマルクトのある地下鉄Ketten Bruecken Gasse駅で降りると、 <br />すぐさま目に入った蚤の市の風景。 </p> <p>見るもの見るもの全てが私にとっては <br />新鮮であり、 <br />そして <br />エキサイティングなものでした。 <br />出店しているのはほとんど中近東かトルコか <br />といった感じの人が多く、 <br />出されている商品も <br />出身地のものを売っているようでした。 </p> <p>こっちはじっくりと見ていたいのに <br />「こんなところはつまらない、もっとおもしろいところに案内する」 <br />とRは言ったかと思うと、 <br />来た道を引き返してしまい、 <br />再び地下鉄に乗り込んでしまった。 <br />あまりの強引さに私はしばし口がきけない状態に。 <br />ここでは自分の主張をはっきりと示さないと、 <br />あれよあれよというまに <br />相手のペースにはまってしまいます。 <br />結局私はナッシュマルクトさえ見ることが出来ずに <br />地下鉄に乗ることになってしまいました。</p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-43176478016753383552008-05-18T15:13:00.003+09:002008-05-18T15:13:37.990+09:00第45話「ウィーン2日目~ウィーン西駅にて」<p>西駅に着くと早速公衆電話を探し、Rのところに電話しました。 <br />手持ちの1ユーロでなんとかなるだろうと思っていたのですが、 <br />「鉄子といいますが・・・」 <br />と言いかけたところで <br />出たのはR本人 <br />「今どこにいる?」 <br />「案内しようか?」 <br />等と妙な日本語とドイツ語が混じった言葉で話を続け、 <br />その途中で切れてしまった・・・ <br />『マジ・・・?1ユーロでこれしか話せないの?』 <br />再び1ユーロを入れて電話をすると <br />「R話中・・・」 <br />と日本語での応対。 <br />「じゃあ、また掛けなおします」 <br />と言って受話器を置いて、1ユーロがおじゃんになりました。 </p> <p>『ちょっと待てよ、R話中って言ったのはR本人じゃないの?』 </p> <p>私の頭の中は?マークでいっぱいになってしまいました。 <br />『まさか"R speaking"を直訳したんじゃないだろ~ねぇ』 </p> <p>語学を勉強したことがある人なら分かると思いますが、 <br />外国語って直訳すると返ってややこしくなることが多いんですよね。 <br />なので口語訳で理解しないとこういった羽目になってしまうんです。 </p> <p>もう手持ちのユーロ硬貨がない私は <br />西駅の中にある郵便局に行って <br />テレフォンカードを買うことにしました。 </p> <p>「テレフォンカードが欲しいんですけど」 <br />「3種類ありますがどれにしますか?」 <br />「できるだけ安いのを・・・」 <br />「3.60ユーロです」 </p> <p>一番安いテレカをゲットした私は再び公衆電話へ。 <br />そして3度目でやっと意思疎通が出来て、 <br />彼は西駅まで私を迎えに来る事になりました。 <br />結局買ったテレカは2ユーロ程余らせたまま <br />二度と使うことはありませんでした。 </p> <p>彼の指定したプラットホーム7番線で待つこと数十分。 <br />先日まで雪が降っていたウィーンは私には寒かったです。 <br />『とても外なんかで待ってられんわ』 <br />と7番ホームに一番近い駅舎の中で待つことにしました。</p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-59762030614844356962008-05-18T15:13:00.001+09:002008-05-18T15:13:11.751+09:00第44話「ウィーン2日目~朝」<p>早めに寝床についたためか、 <br />朝は5時ごろに目が覚めてしまい、 <br />そのまま旅行日記をつけたり、 <br />レシートの整理をしたりして時間を潰し、 <br />8:00頃に下の階の食堂に行きました。 </p> <p>そこには若い白人女性が朝食を取っていて、 <br />『こんなホテルに若い女性も泊まるんだ~』 <br />とちょっと意外に思ってしまいました。 </p> <p>このホテルの朝食はコンチネンタルブレックファーストで <br />パンとコーヒー、そしてヨーグルトとオレンジジュースという <br />かんたんなものでしたが、 <br />暖かいパンがとてもおいしくて、 <br />なんかそれだけでもうれしくなってしまいました。 </p> <p>朝食を取っているとホテルのご主人から <br />「メッセージを預かっているよ」といわれ、 <br />メモを渡されました。 <br />見てみるとそれはメル友Rからのもので、 <br />彼の電話番号がメモしてありました。 </p> <p>ヨーロッパの人の書く数字は癖があって、 <br />アジアンの私にはわかりづらく、 <br />1字1字ホテルの主人に確認しなければなりませんでした。 </p> <p>自分の部屋に戻り、携帯から電話しても <br />掛け方が悪いのかなんなのか、 <br />ドイツ語のアナウンスが流れるばかり。 <br />しかたなく私は西駅へ出かけることに決めました。</p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-45825287451989793812008-05-18T15:12:00.006+09:002008-05-22T10:53:27.917+09:00第42話「再びウィーン西駅へ」<p>こんな感じのホテルだったので、 <br />ロビー(とはいえないもの)に <br />ウィーンカードの販売のポスターが貼ってはありましたが、 <br />実際は販売していませんでした。 <br />食料の調達もあったので私は歩いてウィーン西駅まで行ってみました。 </p> <p>タクシーに乗っている時は気がつかなかったのですが、 <br />歩いている途中、怪しげなお店が何件かあり、 <br />この日、オーストリアの建国記念日ということで、 <br />お店の殆どが閉まっていましたが、 <br />なんとも危険な空気が漂っていました。 </p> <p>『やっぱりホテル変えようかな・・・』 </p> <p>足早に危険地域???を過ぎて、 <br />歩くこと約20分で西駅に到着しました。 <br />そこでまず買ったのは <br />「ウィーンカード」 <br />ウィーン市内の交通が全て使えるほか、 <br />いろいろな博物館や美術館の割引や <br />みやげ物品などの割引、 <br />無料でのお土産品サービス等の特典がついているものです。 <br />どこまで使えるか分かりませんでしたが、 <br />記念にもなるので18.50ユーロ(約3,000円)も出して <br />西駅のインフォメーションで買いました。 </p> <p>この日はどこもお店が開いていないということなので、 <br />駅にある売店を少し探索しながら <br />スーパーみたいなところで <br />飲み物とヨーグルトを購入し <br />ピザを持ち帰りにして <br />トラムでホテルに帰りました。</p> <p><iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&msa=0&msid=105825258431432024737.000439fd99e8a3ea9350d&t=h&s=AARTsJro1dVJiWsvatvDzqEnuhNbD2Jivw&ll=48.195731,16.327572&spn=0.020025,0.036478&z=14&output=embed"></iframe><br /><small><a href="http://maps.google.co.jp/maps/ms?hl=ja&ie=UTF8&msa=0&msid=105825258431432024737.000439fd99e8a3ea9350d&t=h&ll=48.195731,16.327572&spn=0.020025,0.036478&z=14&source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left">大きな地図で見る</a></small></p>Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-80891402589707873232008-05-18T15:12:00.005+09:002008-05-18T15:12:52.071+09:00第43話「Hotel Rustlerにて」<p>まだ明るいはずなのに、薄暗い廊下を歩くと <br />やっぱりホテルを変えたくなってしまいます。 <br />その上ドアの鍵の開け閉めがなれなくて、 <br />なかなか部屋に入れないと <br />ますます私は恐怖の世界へと引きずり込まれてしまいます。 </p> <p>あまり食欲がなかったものの <br />買ってきた食べ物を口にしながら <br />『ウィーンでの3泊の間、私は大丈夫なんだろうか・・・』 <br />と悲観的な思いになってしまいました。 </p> <p>結局1日目は無駄に過ごしただけでなく、 <br />シャワーすら浴びる気になれずに <br />化粧だけ落として寝てしまいました。 </p> <p>そんなところ(失礼な私)でも <br />一応チップは置いておかなくてはと思いましたが、 <br />小銭はかき集めても97セントしかなく、 <br />とりあえず90セント置いて、 <br />「今これしかありません。明日はもっと置いておきます」と <br />メモを添えておきました。</p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-39814157069608535712008-05-18T15:12:00.001+09:002008-05-18T15:12:06.532+09:00第41話「Hotel RustlerチェックインⅡ」<p>多少時間がかかったものの部屋はなんとか確保できていて、 <br />前金で105ユーロ支払い、 <br />「部屋は1階だよ」 <br />と言われ、エレベータがないホテルだったので、 <br />1階でよかったと思いました。 <br />鍵を渡されると、主人から <br />「ウィーンでの滞在が素晴らしいことになることを祈るよ」 <br />と言われ、 <br />『ホントそうなればいいんだけね~』 <br />と思いながらも <br />「ありがとう」とだけ返しました。 </p> <p>1階と言ってもヨーロッパの1階は日本でいう2階です。 <br />ちょっと薄暗いそのホテルは <br />結構古いみたいで、歩くとギシギシ音がしました。 <br />渡されたかぎは古いタイプの鍵で、 <br />2回回さないとドアがあかない仕組みになっているのです。 <br />ちなみにホテルの建物自体に入る時も <br />手持ちの鍵で開けないと入れないのです。 <br />だから最初いくらドアノブをまわしても <br />入れなかったわけですね。 </p> <p>さて、部屋に入ると、古い美術館のようなにおいがしてきます。 <br />部屋にはトイレが付いていません。 <br />トイレとシャワーは共同なのです。 <br />そのうえ備え付けの洋服ダンスの鍵は <br />壊れたまま・・・ <br />どうりで安いはずです。 <br />でも室内はとても清潔に部屋は保たれています。 </p> <p>私はしばらく考えてしまいました。 <br />105ユーロは盗まれたと思って、 <br />西駅にあるInterCityHotelにしてしまおうかと。 </p> <p>再び廊下に出るとなんとなく <br />甲冑を来た騎士の幽霊でも出そうな雰囲気に <br />『これでは夜中にトイレ行けないし、 <br />シャワーはいつ浴びたらいいんだよぉ』 <br />と泣きたくなってきました。</p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-62178785218581937332008-05-18T15:11:00.001+09:002008-05-18T15:11:16.335+09:00第40話「Hotel Rustlerチェックイン」<p>西駅から乗ったタクシーの運転手さんは <br />とても愛そうが良くて親切な人でした。 <br />車の中で <br />「ホテルから西駅に行くにはこのトラム(市電)を使うといいよ」 <br />等と教えてくれたりしました。 <br />私の荷物が重かったこともあって、 <br />チップも少しはずんで渡したらとても喜んでいて、 <br />荷物も丁寧に扱ってくれました。 </p> <p>タクシーの運ちゃんに別れを告げると <br />ホテルのドアを開けようとしましたが、 <br />鍵がかかっているようで開きません。 </p> <p>『んな馬鹿な~~~っ』 </p> <p>近くに呼び鈴があったのでそれを鳴らすと <br />しばらくしてホテルのご主人らしき男性が出てきました。 <br />名前とシングルルームを予約していることを伝えると、 <br />彼は『そんなことは聞いていない』 <br />と言わんばかりの表情をしていましたが、 <br />予約確認のEメールを印刷した紙を渡すと、 <br />中に入れてくれて、 <br />宿帳らしきものと照合していました。 </p> <p>このホテルはウィーン市の公式ホームページから予約したホテルで、 <br />メル友のRが最初に探してくれました。 <br />3泊で105ユーロという安さではありますが、 <br />ウィーン市の公式ホームページから予約できるホテルから大丈夫だと <br />ホテルに着くまでは思っていました。 <br />しかし、このような状況で私はだんだん不安になってきました。</p> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-6967640225330065116.post-80863694660712462862008-05-18T15:10:00.001+09:002008-05-18T15:10:19.925+09:00第39話「ウィーン西駅にて」<p>ウィーン西駅のホームは2階にあります。 <br />DBと同様に改札はありません。 <br />券売機とツーリストインフォメーション、売店は1階に、 <br />駅専用のインフォメーションとレストランは2階にあります。 <br />そのレストランにはお子様メニューが2つあり、 <br />ひとつはハリーポッターセット、 <br />もうひとつはなんとポケモンセット!!! <br />ここ、ウィーンでもポケモンは人気があるようですね。 <br />どんなものなのか見てみたかったです。 </p> <p>とりあえず私は荷物をコインロッカーに預け、 <br />トイレに行ったり、飲み物を買ったりして <br />Rからの連絡を待っていました。 <br />その間私はウィーン西駅を利用する人たちを <br />眺めて(観察して)いました。 </p> <p>駅にはいろいろな人がいて <br />いろいろな人種の人がいて <br />もちろん電車を使う人たちの他 <br />何をしに駅に来たのかわからない人、 <br />急に大きな声で歌を歌い始める人、 <br />大騒ぎをする少年たち、 <br />見ていて飽きさせませんでした。 </p> <p>すると現れたのは <br />大きな荷物を持っているのにもかかわらず、 <br />1階からエスカレーターで駆け上ってきて、 <br />スケボーに飛び乗ると、ホームへと滑っていった少年2人。 <br />その少年たちを見て私はビックリ。 <br />駅でスケボーを使っているだけではなく、 <br />あんな大きな荷物を持っていても <br />バランスを崩すことなくスケボーに乗っている少年達は <br />拍手を送ってしまいたいくらいかっこよかったです。 <br />絶対、日本ではありないですね。 <br />ウィーン西駅は日本でいえば、 <br />東京か、新宿駅クラスです。 <br />同じことを日本でやったら、 <br />すぐに鉄道警察官につまみ出されるでしょう。 </p> <p>時々警察が見回りに来て、 <br />その途端に私の隣にいたおっちゃんが <br />どこかへ行ってしまったのを見ると、 <br />かなり怪しい人物だったのでは? <br />と思ってしまいました。 </p> <p>結局Rからは連絡がなく、 <br />ホテルのチェックインの時間が近くなってきたので、 <br />西駅からタクシーにのってホテルに行くことに決めました。 <br /></p> <div class="wlWriterSmartContent" id="scid:887EC618-8FBE-DEAD-BEEF-2339AF2EC721:bd6f344c-7f2c-4d86-9000-dc77ccc96005" style="padding-right: 0px; display: inline; padding-left: 0px; float: none; padding-bottom: 0px; margin: 0px; padding-top: 0px"><a href="http://lh4.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_ISTpLBLI/AAAAAAAAAHY/DYstxKcxH3E/SANY0068-8x6.jpg?imgmax=800" title="Wien Westbahnhof" rel="thumbnail"><img border="0" src="http://lh5.ggpht.com/kazue.hirabayashi/SC_ISjpLBMI/AAAAAAAAAHg/R_55QDnoGrE/SANY0068%5B5%5D.jpg?imgmax=800" /></a></div> Frau Bahn鉄子http://www.blogger.com/profile/06323709025780284412noreply@blogger.com